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派遣社員・データー入力・英文事務・秘書などの転職体験記!

投稿日:2017年6月30日 更新日:

40歳前半 女性です。
現在はフリーランスでイラストレーター、英語講師、絵本・イラストレーションスクール講師、
そしてランサーズでライティングや英語、イラストの仕事等を行っています。

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派遣社員になろうと思った切っ掛け

海外のアートカレッジを卒業後、一旦、絵の世界から離れ英語の仕事に就きたいと思いました。
その傍らで隙間時間で自宅で絵を描きたかったので、年齢や勤務地、残業時間などを考慮できる派遣社員として、キャリアアップしながらスタートできる派遣の仕事を選びました。

当時、既に30才を過ぎており、ほぼ職務経験のない自分が留学経験だけを頼りに社員として就職できる自信はなく、
また新卒の時に、キャラクターの会社を数社受けて全て不採用だったトラウマもあったことも理由でした。

いきなり営業事務からスタート

未経験者で日中、一緒に仕事をする上司(女性・40代)と共調性を持って頑張ってくれる素直そうな女性を探しているということでした。
この理由からして、ん?普通、経験者優遇じゃないの??と不安がよぎりましたが、素直そうな印象があったのか、採用されてしまったので、いきなりハードルの高い営業事務の仕事からスタートしました。

ただ、面接の際に気になったのは、その上司が酷くキツイ印象で、この女性と一緒に働くのは嫌だな….それが面接時の感想でした。更に、私は数学や計算が大変、苦手で、言うまでもなく営業事務といえば、見積書の作成や値引き率など、数字を結構、扱う仕事です。しかし、キャリアを積むには選んでなどいられません。

さて、職場内の男性の9割が男性営業マンで、女性は私とその上司だけでした。
営業マンは基本、外に出ていることが多く、その女性と2人きりになることも多かったです。
勤務初日は、面接での印象とは対照的に、その女性は大変、元気でフレンドリーに接してくれました。そして、電話応対さえ自然に出来ない初心者の私に、厳しくもしっかり指導をしてくださいました。

しかしながら、私は浅はかにも、その上司の本意も知らずに、社内の男性の質問に悪気もなく、「怒られながらも頑張っています!」といった一言を聞かれてしまい、上司を激怒させてしまいました。
この日を境に、彼女のキャラクターが一変し(元からそういう性格だったのでしょう)
陰湿で激しい虐めがスタートしました。彼女曰く、自分は怒っているわけではないと。そして、常識のない奴は嫌いだと。

休憩時間はその上司と二人きりで会議室で食事をしなければならない為、特に精神的に堪えました。チクチクと嫌味を言われることが多かったです。
その上司の信頼を再び得ようと、懸命に努力したつもりでしたが、ミスが多く発生し、精神的にかなり無理をしていたようで、とうとう、自律神経失調症で起き上がることが出来なくなり、医者の診断で、10日間、会社を休まざる得なくなりました。

回復して働き始めるも、取引先の営業マンからクレームが入り、既に限界を感じ、半年でそこを退職する事にしました。

データー入力

次の転職先は事故物件を取り扱った不動産関係の会社でした。
物件に関するマニアルをチェックし、それをシステムにデーター入力していく業務で、フォトショップを使ったスキャニングなどもありました。
職場の従業員の殆どが女性で、人間関係は特に問題なく、自律神経失調症の症状はあれ以来、再び出ることは無いです。

データー入力がメインの業務でしたので、電話対応や一般事務のスキルをしっかり積みたいと考え、ここを半年ほどで退職しました。

外資系保険会社の一般事務

3つ目の勤務先は保険会社での一般事務でした。
この職場の人達が非常にユニークで、多少の人間関係に問題はありましたが、特に職場のおじさんたちがユニークで、伸び伸びと仕事が出来ました。
職場も駅近で、とても通い易かったです。
ここで一般事務のスキルをしっかり身に着けました。

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簡単な書類のコピーやルーチンワークでさえ、適当にやらず、間違いがないかチェックし、おかしいと思えば担当者に確認するといった、仕事に対する責任感と丁寧さも同時に持ちました。
職場は非常に忙しく、人の入れ替わりも多かったですが、だからこそ風通しが良く、自由で、仕事も人間関係もやり易かったです。
もう少し続けたいと思いましたが、英文事務の仕事に就きたいという目標がありましたので、ここも1年半ほどで退職しました。

いよいよ研究所での英文事務、秘書業務

このように、前職での責任感や丁寧さ、コピー一枚でも適当にやらない、などの姿勢を上司に評価され、派遣社員として2年目で、念願の英文事務、領域長の秘書業務に就くことが出来ました。

業務内容は、一般事務はもちろん、領域長の海外出張の書類作成や海外とのメールのやり取り、国際会議の準備、学会関連の英文の資料を読んだり、会議の日程調整、会議設定、来客応対、打合せ、スケジュール管理、領域長の食事の用意など、多岐にわたりました。

ここは国の研究機関でしたので、建物内は広く自由で、研究内容をあつかっていた為、コンフィデンシャルを厳守する必要があり、理系とは無縁の経歴でしたが、研究内容も把握する必要があったり、連日、深夜の帰宅ではあったものの、大変、遣り甲斐のある仕事でした。

派遣社員からイラストレーターへ

研究所勤務2年目で夫の転勤が決まり、派遣社員から職員になる手前で、退職せざる得なくなりました。
そして、新しい土地での暮らしを切っ掛けに、派遣社員を止め、夫の扶養に入り、自分の本来の畑である絵の世界に再び戻り、絵本作家兼、イラストレーターとして、作家活動をスタートすることにしました。

これまでの派遣時代、特に研究所勤務で培ったスキルは今も十分、活きています。
職場で親しくなった同僚とは、現在もずっと交流が続いています。
短い期間ではありましたが、いま思えば、どの職場経験も無駄ではなく、人生の宝を見つけられたと思っています。

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