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妻に迷惑をかけてしまった私の転職活動

投稿日:2017年6月22日 更新日:

私は今から数年前、それまで勤めていた地元の広告制作会社を退職し、転職サイトを通じて転職しました。
東京に本社を持つ大手印刷会社から仕事の大半を請けていたため、地方にいながらメジャーな案件の仕事に携わることができ、仕事自体には非常にやりがいを感じていました。

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ある日、私は地元の新しくできる分譲地の告知コンペに競合3社の中から選ばれ、大きな仕事を受注することができました。広告予算も数億円と、地方では破格の受注見込みで、会社役員たちからも大変喜ばれ、私に対する評価もうなぎ登りでした。

私は企画プランナーだったため、その分譲地の告知スタートまで連日連夜遅くまで働き、企画を煮詰めていきました。私のがんばりも功を奏したのか、順調すぎるくらい順調に宅地が売れていきました。分譲地を管理するゼネコン会社もこれには驚きで、告知活動を東京本社のスタッフが視察するほどの効果でした。

その後もこの分譲地は勢いが収まることなく売れ続け、当初5年間だった販売期間が約半分の2年半で完売してしまったのでした。エンドユーザーである住宅の施主からは「広告に魅力があった」と絶賛され、管理するゼネコン会社も本社から表彰を受けるほど評価されました。

ところが、予定より大幅に販売期間が縮小したことで広告予算も減ってしまい、私が所属した会社には見込み受注額の半分が入らない結果となってしまったのでした。この結果に手のひらを返して怒り出したのが会社役員たちで、「なぜ、早く売ってしまったのか!」などと理不尽な言葉を私に次々と浴びせかけてきたのでした。広告はすべてが予想通りに行くわけではないのは役員たちも私以上に知っているはずですが、目先の売上ばかりに躍起になり、クライアントに喜ばれているという事実にはまったく目が行っていないことに私は不満を覚えました。

やがて、こうした考え方の違いが随所に現れるようになり、私はこの会社を退職しようと決意したのでした。
在職中、転職活動を満足にできなかった私は、前職退職後に本格的な転職活動をスタートさせました。まず、ハローワークや人材バンクなどに登録し、その後いくつかの転職サイトに登録しました。

転職サイトには自己PRの他、職務経歴などを登録せねばなりませんでしたが、私が当初用意していた内容は文字数が多すぎて、入力欄には収まりきれませんでした。そこで再度、自分の経歴の棚卸しを行ない、自分の強みや性格等も明確にし、職務経歴の内容を約3分の1にまで省略し、なんとか登録したのでした。

転職サイトに登録すると、いわゆる「スカウトメール」と呼ばれる企業側からのオファーが来だし、私の選択肢は飛躍的に増えていきました。

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しかし、仕事内容や年収、勤務地など、私の希望に合致したものはとても少なく、転職活動は私の予想に反し、時間ばかりが過ぎていきました。

当時、妻が第一子を身ごもっていたため、妻も前職を辞めており、二人とも無収入で大変辛い時期でした。心身ともに安静にしていなければならない時期に不安にさせてしまい、何度も泣かせてしまいました。私も転職先に慎重になっていたこともありますが、この頃のことは今でも妻に悪かったと反省しています。

そして、転職活動をスタートして8ヶ月が経った頃、転職サイトを通じて今でも勤めている会社の求人を見つけ応募し、内定をもらったのでした。面接では「約2週間後に合否を連絡する」とのことでしたが、その日の夕方に社長直々に電話をくれ、「他の面接希望者を断ったから」と嬉しい一言をいただいたのでした。

妻には迷惑をかけましたが、希望通りの会社に入ることができて、粘り勝ちだったと思っています。

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