IT系のベンチャー企業に転職した経験があります。その際に役立ったのが、転職サイトでした。
転職サイトへの利用はそれほど、難しくありません。
希望の職種、職歴、年齢、希望の勤務地、希望の年収、スキルなどを記入する項目に沿って、登録するだけでした。ただ、転職サイトによって、それぞれの特徴があります。
たとえば、転職サイトによっては、無料プランと有料プランがわかれている場合もあります。また、転職サイトによっては、希望について面談があります。このほかにも、たとえば、転職サイトによっては、転職エージェントの面談を受けられることもあります。ただ、こうしたサービスは、有料会員にのみ提供していることもあるようです。
有料会員になると、転職エージェントからのコンタクトも多くなるようです。また、無料プランのままだと、求人をしている企業名などが、匿名のままであることもあります。転職サイトによっては、こちらから応募しないと、企業の名前がわからないということがほとんどです。
このような場合、無料プランのままだと、使えるサービスも限られてしまいます。そのため、これから転職しようというかたは、有料プランの登録を試してみるのも、ひとつの手かもしれません。
さて、転職サイトに登録し、求職票を公開設定にすると、関心を持った企業や転職エージェントから、問い合わせのメールが入るようになります。そこで、お互いの志向が一致すれば、面談など採用活動のステップに進むことになります。ただ、もちろん、自分の希望とは違う企業や転職エージェントからのコンタクトももちろん入ることがあります。
そうした場合、コンタクトの中身をよく吟味してみて、そのオファーを受け入れるか、断りを入れるかどうかの判断を迫られることになります。転職サイトに登録されているさまざまな転職エージェントも、それぞれにさまざまな強みを持った方がいるようです。登録されているそれぞれの転職エージェントに、それぞれ強い業界とそうでない業界があるようです。
そのため、サイトに登録された転職エージェントからのコンタクトによっては、希望する業界に近づけない場合もあるかもしれません。ここで、妥協をするかどうかが、転職活動の今後を決めるといっても過言ではないかもしれません。また、サイトに登録されている転職エージェントを通して転職活動をするのも、もちろん心強い面はありますが、企業の採用担当者から直接コンタクトをもらったほうが、より採用の可能性は増すといえるでしょう。
こうした場合、新卒採用のように、説明会、試験、面接ととくにステップが決まっているわけではないようです。そうしたサイトを通じてのコンタクトのうちには、ざっくばらんとした雑談からスタートすることもありました。また、直接の面談ではなく、スカイプなどテレビ電話を使っての面談も増えているようです。
これは、仕事を持っている人だと、採用活動のために、何度も足を運ぶことができないためでもあります。やはり、転職は、新卒採用と違って、応募する人材にも、それなりの能力、スキル、経験も求められているようです。また、転職サイトによっては、地方での求人は少ない場合もあるように感じました。
やはり、東京が中心で、大阪、名古屋などの求人が多いように感じました。Uターン就職やIターン就職を考えている人にとっては、登録をしても希望に沿う求人は少ないかもしれません。ただ、それぞれの転職サイトは、たいへん使いやすくなっています。これからの転職活動を考えている人にとっては、まず登録を考えるべきなのではないでしょうか。
