一昔前までは求人誌や求人広告等を見て仕事を探すケースが多い時代でしたが、近年は転職をする方法は多種多様に展開されています。特にインターネットを使った転職活動はより一般的となり、いつでもどこでも求人を簡単に見つける事が出来る様になりました。そこで、以前転職活動をしましたがその際には出来るだけ多くの媒体を活用する事で数多くの求人を見つける事が出来ました。
まず転職エージェントや人材紹介会社と呼ばれるサービスを活用する方法。転職者にとっては求人を探す手間と、選考や面接のやりとりの手間から解放されるとして人気が高い転職方法の一つですが、3社のエージェントを活用した結果、担当者によって求人のマッチング度合いや、サービスの質が大きく異なる事を知りました。中には非常に興味がある求人を紹介してくれる担当者もいましたが、中には全く見当違いの求人を勧めてくる担当者もいました。転職マーケットを知るためにはプロのエージェントを活用する事は非常にお勧めですし、手間を省くには良いですが、必ず複数のエージェントを活用し比較する事をお勧めします。
自分で求人を探す方法として求人サイトを活用した転職活動ですが、現在非常に数多くの求人サイトが展開されているため、どのサイトが良いのか非常に迷う所です。大手の求人サイトから職種や業界に特化したサイトまで幅広いため、私は両方とも活用してみる事にしました。
大手サイトはやはりマス向けの求人が多いため、営業職や事務職、販売職等一般的な仕事が目立ちます。そしてあまりの求人の多さに、検索が非常に難しく、希望とする条件に合う仕事を見つける事が非常に困難だと感じました。その分、職種や業界に特化したサイトの場合は仕事が見つけやすいですが、その分求人数は少なくなります。しかしマッチング度合いは高いため、気になる仕事を見つけやすいと感じました。
求人サイトを活用すると、ネットから簡単に応募が出来てしまうため、複数の求人へすぐへ応募が出来る特徴もあり、空いた時間に求人検索をし、自宅へ帰って良く検討し気になると深夜でも応募が出来るため、非常に簡単に転職活動が出来ました。しかし、あまりに多くの企業へ応募してしまったため、実際どの求人へ応募したのかが途中からよくわからなくなり、少し混乱してしまいました。そのため、出来るだけ応募する求人は絞って応募し、本当に興味がある仕事に絞る方が良いと感じました。
そして近年海外でも人気のビジネスに関するSNSを使って転職活動を行う方法ですが、こちらはまだまだ日本では認知度も低いため、英語がメインの言語となり、日本人よりも海外の人が多い印象です。
しかし、SNSにすでに自分のプロフィールを登録しているため、そのプロフィールを見て興味がある人だけが声をかけてくれるため、マッチング度は高いと感じました。多くは人材紹介会社からのメッセージやスカウトですが、時には企業の採用担当者から直接連絡が来るケースも多く、そのまま面接へ進む事も出来ます。やはり自分のプロフィールを見て興味を持ってくれるのは非常に嬉しく、かつ企業から声をかけてくれるという点では新たな転職活動の形かと感じました。
この様に転職活動を行う上で、様々な手法が存在し、平行して活動する事でより多くの求人に出会い、時には今まで気にもしていなかった企業も気になる様になり、実りある転職活動が出来ました。ネットを使って転職活動を行う事は今や当たり前の時代となりましたので、是非ネットを駆使して新たな仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。
