30代前半の主婦です。
私は出産をして子どもがいるため、子どもがいながらでも働きやすいところが良いと思い、思い切って転職をしました。そのため、仕事を探したときに一番重要視したのは、子どもがいることに理解があるところです。給料がいくらかというよりも一番重要視したことでした。
そして、実際に転職活動を行って子どもがいてもOKという職場の求人を見つけました。私はすぐにその求人に飛びつき面接を受けることにしました。そして、結果無事に合格して働く事になりました。
私は子どもが2人いるため、熱を出す事も多く、仕事を急に休んでしまうことも多々あります。その会社は子どもが熱を出したときに休みやすい環境だということだったので、面接をしたのですが、実際に子どもが熱を出して休んだときの事です。
確かに、休む事自体は許されていたのですが、職場の長年やっている年配の人が熱を出して休むというとすごくイヤな顔をしてきて嫌味を言ってきます。私も実際に休んだ事があるのですが、「日ごろの生活が良くないから風邪をひく」などと遠まわしに嫌味を言ってきました。
もちろん、私だけではなく子どもが熱を出して休むお母さんすべてに言っているらしく実際は休める環境にはありませんでした。会社的にはお母さんが子どもの事情で休むというのは良かったのですが、実際に働いてみたら一緒に働く年配の人は子どもが熱を出して休むということに対して寛大ではありませんでした。やっと子どもの熱が下がって会社に行ったら「あなたがいないせいで私の負担が増えた」と言われたりしてとてもイヤな思いをしました。
結局会社は子どもの都合で休むのをOKしてくれていても、一緒に働く人が寛容でなければ意味がありません。結局私は2年くらい働き、その環境がいやで辞めてしまいました。転職した会社は子どもに理解があると思ったからそのために転職しました。実は前の職場よりも給料が安かったのですが、子どものためなら仕方ないと思ったので転職したのに、結局は子どもの都合で仕事を休む事が難しいなら前の職場の方がよかったです。前の職場は子どもの都合で休む事は難しいですが、一緒に働いている人も良かったし、給料も比較的高かったです。本当に子どものためだけに転職したので、こんなことなら転職なんかしないで前の会社で頑張ればよかったと心から思いました。
やっぱりいくら会社側が良いといっていても実際に働いてみないと分からないものだなというのを初めて感じました。この転職はあらためて失敗したと思いました。いまさら前の会社にも戻れないし、結局新しいところを探して再就職をしました。
このように、私の転職の失敗談を紹介しました。私は子どもがいて働きやすい環境のところを選んだつもりだったのですが、そう簡単には行きませんでした。結局耐え切れずに2年で再就職してしまったのですが、あたらしい所は比較的子どもの都合で休みやすいので良いところに就職できたなと思っています。
いくら面接の時に子どもの都合で休めると聞いていても実際に働いてみないと分からないし、結局は周りの人間次第なんだなと思います。私が転職を失敗した会社はあたらしく入ってきたほとんどの人が辞めてしまいます。やめていくほとんどが子どもを持っているお母さんばかりでした。そのような事をみると改めてやめてよかったなと思います。今は良い会社に就職できたのでよかったですが、面接官のいうことだけを鵜呑みにしてはいけないと思います。
