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転職失敗談

転職は業務委託でなく正社員で入社しないと収入が安定しない

投稿日:2017年9月21日 更新日:

51歳の男性です。48歳の時に転職しました。
転職したきっかけはある日用品メーカーで知人が相談役をしており、あるプロジェクトを起こすのだがひとりじゃ回らないので手伝ってくれないかという打診があったからです。
業界としては25年も働いてきた業界ですし、職種も営業ということで特に不安もなく転職することにしました。

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転職の条件は、
1.初めは業務委託として契約。
2.様子を見て正社員登用。
3.他の業務には携わらず、仕事はプロジェクトのみで上司は相談役である知人。
という内容でした。

実はこの会社、業界でも有名な転職率の高い会社なのですが、知人と一緒なら大丈夫かなと甘い考えで契約しました。正社員になるならないはその時は重要な課題でもなく、先方の都合もあるし、こちらとしても実際に仕事をしてみて長続きできる会社であれば正社員になってもいいかなと考えていました。

同じ時期に、営業の女性がひとり、契約社員がひとり入社し、なんとなく同期もいて、入社して半年くらいは順風満帆で仕事ができました。プロジェクトチームなので他の社員さんとはあまり関わりませんでしたが、まあそれなりになじんできました。また、給料も上げてもらい、契約上はボーナスは出ない約束だったのですが、気持ち程度のボーナスもくれました。

しかし半年後、相談役の上司の立場がちょっと変わってしまい、私は他の社員さんと同じように営業部長の下で働くことになりました。
この営業部長が曲者で、ヒステリックな女上司の典型といった方でした。とにかく自分の思いどおりにならないとどなりちらし、気に入らないことがあると相談役だろうが部下だろうがメールでしつこく追及するというタイプ。また、営業部長ではありますが他の部下を信用していないのか、大口で上手くいっている取引先だけは自分で囲い込み、自分の不得手な取引先は相談役と部下に振るという立ち回りの上手い方でした。仕事を離れるとサバサバしたいい方だということが救いでしたね。

結局わたしと相談役もこの営業部長の下という組織になり、しばらく働くことになりました。最初のうちはお互い様子見みたいなところがあり、そこそこ上手くいっていました。

しかし相談役の担当していた仕事を彼女が担当するようになると、途端にうまく行かなくなりました。相談役は業界も長く、顔も効くので多少のクレームは抑え込んでいたのですが、それが一気に噴き出した感じになってしまいました。私も何度か営業部長と同行しましたが、「あの営業部長が担当するなら御社の商品は推せないよ」などと言われることがしばしばでした。しかしそんなことは社内で言えないため、取引先と会社の板挟みになってうつ気味になることもありました。

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結果としては、もちろん私の力不足もありますが、彼女が予算を使い、担当先を引っ掻き回し、結果が出なかったことを現場の私の責任にされてしまう形になりました。
また、目標に対して結果が出なかったのは私だけではないため、私と営業の数人は営業部長から無視されるような状況になっていきました。

結局正社員登用の話は立ち消えとなり、私と同時期に正社員で入社した子は営業部長と決定的に決裂して退職しました。また、しばらくして知人の相談役も閑職に追い込まれてしまい、かなり居心地の悪いことになってしまったので退職することにしました。

結果的には業務委託契約で2年ほど働いたということになりますが、その形式で働くことは初めてだったのでいい勉強になりました。

今回の転職で勉強になったことは、
1.ゆくゆくは正社員にという口約束は信用しない。
2.業務委託契約なのであれば正社員と同様の仕事はする必要がない。
3.給料も大事だが、この先長いこと勤められないと判断したら辞めるのが正解。
4.キャリアがあってもそれを生かせない会社もある。
ということです。

この転職は失敗でしたが、早めに見切りをつけて本当によかったと思っています。

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