私は49歳の女性です。
私が今までで転職に失敗したと思うことは、30代の後半の時の就職活動でした。
自分が希望している仕事があったのですが、なかなかその仕事が見つからずに、また見つかっても条件が合わなかったり、不採用になったりと上手くいきませんでした。
失業期間が長くなればなるほど、収入が入ってこないために、生活は大変になっていきます。
そこで今までの少し緩かった転職活動を改めて、片っ端から受けることにしました。
中には家からかなり離れた場所の企業にも面接に行きました。
しかし、当然ながら距離の面などで不採用になってしまいました。
とは言え、あれこれ悩んでいる時間はなく、次から次へと面接を受けました。
当時、繋ぎの仕事として派遣で工場に勤務していました。
しかし、そこでも夜勤の異動を断ったために、今月いっぱいで退職しなければいけなくなりました。
そのため、とにかく仕事を決めなければいけない状況に追い込まれました。
そんなとき、家から少し離れていましたが、自分がやりたい仕事に近い仕事を募集している企業を見つけました。
欠員募集のためにすぐにでも来てほしいような感じでした。
面接に行った時に、少し違和感がありました。
しかし、私は後がない状態だったので、自分の気持ちに正直になれずに、採用をそのまま承諾することにしました。
事情を説明して、来月から勤務することになりました。
それから転職先に勤務する前での間、少し期間がありましたが、その間もずっと心の中のモヤモヤが取れませんでした。
経済的なことがなければ断っていたと思います。
しかし、自分のモヤモヤを打ち消して、なんとか前向きな気持ちになれるようにしました。
結局、モヤモヤが取れないまま、転職先の職場に勤務することになりました。
すると、予想以上にハードな仕事で、しかも人間関係もあまり良い状態ではありませんでした。
その頃から会社の経営状態は良くなかったようですが、社員の働き方を見て、それを納得することができました。
私はしばらくモヤモヤを抱えたまま、新しい仕事を覚えていきました。
しかし、1か月も経たないうちに限界が来ました。
予想以上にストレスが溜まってしまい、いろいろなストレス解消法を行いましたが、それを上回るストレスになってしまいました。
いろいろ考え抜いた末に出た結論が、再び転職をすることでした。
それからというもの、仕事が終わってからと、休日はハローワークに通うようになりました。
いろいろ探しているうちに、やりたい仕事が見つかりました。丁度仕事が休みの日に面接試験が行われました。
そこで言われたことが、今の仕事を辞めるとなると、今の職場の人に迷惑がかかるのではないかということでした。
私は退職前2週間までに退職願を出せば良いと思っていたので、それは可能なことを話しました。
面接官はあまり納得した様子ではありませんでした。結局、その企業は不採用になってしまいました。
その後もいろいろと差がしましたが、毎回言われたことは今の仕事を支障なく辞めることが本当にできるのか、ということでした。
仕事をしながら転職活動を行う難しさを知りました。
地方に住んでいるので、なおさらなのかもしれませんが、採用企業側にとっては無職ですぐに仕事ができる人を希望しているようでした。
特に常用雇用の場合は、下手をすると今の企業に迷惑がかかってしまうと考えていたようです。
結局、その後も転職活動を行いましたが上手くは行かずに、ただひたすらストレスに耐え続けて仕事をしていきました。
最終的には、会社の営業不振で私がやっていた仕事を終了することになり、結果的には首切りとなって退職することになりました。
