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転職失敗談

組織に縛られないで仕事がしたくて転職した

投稿日:2017年5月22日 更新日:

私は北海道在住の50代男性です。
私は30年間、大手システム機器メーカーで商品戦略の企画と営業の仕事をしてきました。
バブル景気で良かった時代も経験してきましたが、40歳になった頃から社内の内部統制が厳しくなりはじめてからは、「顧客第一」の考え方に歪が出始めてきて、表面上はお客様中心の営業展開を謳っていましたが、徐々に自分たちの利益優先主義に変わって行きました。

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その原因としては、それまで順調に売り上げと利益を出していたのですが、他業種を買収して高額の投資をしたのですが失敗をして、巨額の負債を抱えることになってしまったのです。
その反動で順調だった本来の事業までもがグラつき始めてきました。

そして打開策として経営陣が打ち出したのが、経費節減のための社員のリストラ・社員評価制度の見直し・早期退職者制度の制定の3本です。

この3本全てが社員にとってはマイナス要素しかない内容でした。
リストラに関しては、直接売り上げを生まない間接的な仕事をしている部所の社員が対象で、総務やスタッフ系の独身や子供のいない社員等でした。
社内評価制度に関しては、明らかに達成できない目標設定をしなければならない職種があり、2期連続で未達成の場合は降格人事の対象になるのです。

はやい話、部長から次長、課長へと下がっていくのです。
そうすることで、役職の手当やボーナス査定も必然的に評価が下がるので会社としては経費を節減できるのです。
早期退職者制度は言うまでもなく、若干の退職金の上乗せで特に50歳以上の社員の退職者を募ることで、大幅な人件費が節減できます。

このような仕組みが次々と打ち出される度に社内は、いつも重苦しい空気が漂っている環境になっていました。
各部所の長である部長たちも、「明日は我が身!」の状態で部下たちだけがリストラの対象ではなくなっていることを肌で感じていて、自分たちの保身に動くようになってきだして、リスクの高い決済案件なども部下に責任が行くように仕向けられたりなど、成功は自分の実績、失敗は部下の責任という構図が見え見えになってきだしました。

大好きだった会社が、こんな風に変わり出したことで、優秀な社員までが自ら退職をして会社を去っていくようになりました。

私は特別優秀な社員ではありませんでしたが、上司からのパワハラめいた要求が頻繁に来るようになり、このままだと責任ばかり背負わされて何か失敗をした時には全て私の責任にされそうな状態に着々とされていることを感じていました。

このままだと、精神的に滅入ってしまいそうな状態だったので、この組織の嫌なしがらみから逃れたくて考えた末に思い切って退職をしました。
退職後はしばらくは休んでいましたが、家のローンもまだタップリと残っていたので新しい仕事を探すことにしました。

もう組織のしがらみに縛られないで仕事がしたいと思っていたところ、求人誌に「フィールドスタッフ募集」という文字を見つけました。

出版社で出している雑誌を各書店を廻りながら販売の促進をするというもので、社員ではなくて個人事業主という形です。
今までの収入の半分くらいの金額でしたが、自分のペースで組織に縛られないで仕事ができるのならば良いと思ったので、応募をして面接にいきました。
面接官からは、「弊社の雑誌を各書店を廻りながら在庫チェックと補充をしてもらうだけで簡単な作業です。販売ノルマはありませんので担当地区の書店への訪問をしてもらいます」との説明でした。

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以前の職場のネームバリュームが効いていたのと、営業経験があったこともあって採用をしてもらいました。
さっそく業務の説明があり、会社の担当者からは「最初の1ヶ月は同じエリアのフィールドスタッフの方が同行して指導しますので、焦らずに業務に慣れていって下さい」とのことでした。

そして1週間後からスタートすることになりました。
スタートして3日間は、同じ地域の方のフィールドスタッフの方がいろいろと教えてくれました。
「私の住んでいる北海道は出版社の管理する担当部長に毎週末に報告してもらうようになっています。」とのことでした。

実際に仕事が始まると、次々と「おやっ・・・?」と思うことが幾つも出てきました。
採用の時にノルマは無いと説明をされていたのですが、実際はかなり高いノルマがありました。
また訪問する書店は最初の担当数からノルマが達成できないからと言って徐々に件数を増やされ、しかも車で3時間~5時間も掛かる地方の書店を増やされたのです。

日帰りはもちろん無理で、訪問しないわけにはいかないので地方回りだけで何泊もしなければなりません。
しかも同行指導は1週間だけで、その後は1人で作業、本社の担当部長からは、毎日チェックが入りダメ出しばかりの指導が入るのですが、決して私に直接は言ってこないのです。

いつも指導してくれた方を通して間接的に言ってくるので、意見も言えないのです。
3ヵ月経ったある日に、私は採用時と話が全然違うので直接出版社の担当部長に電話を入れました。
そうして、きちんと話をしたいと言ったのですが、電話に出た担当部長からは「実際に現場に出たらノルマが無いわけないでしょ!北海道はエリアが広い割には小さな書店ばかりで売り上げがいかないから、まだまだ動いてもらわないとあなたとの契約金額だとうちは赤字になってしまうんだよ!」とケンカ腰で言ってきたのです。

その後3ヵ月頑張ってやってみたのですが、朝から晩まで休みなく働いても廻りきれないくらいのノルマが課せられて、文句を言うだけ無駄な事が分かったので、雇用契約の途中でしたが、労働基準監督所へ相談に行って何とか違約金が発生しないで辞めることができました。
せっかく個人事業主で気持ち良く仕事が出来るかと思っていたのですが大失敗でした。

その出版社は、その後も新しいスタッフを募集していますが、やはり採用された人は続かないみたいでいつも募集をしています。

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